ヴァイスシュヴァルツ公式サイトは2026年10月27日、10月17日のタイトルカップ(WGP26-27 Season1 札幌会場)の参加者1人に罰則を適用したと発表しました。対戦相手がジャッジを呼んだことに抗議し、大会後もヘッドジャッジを長時間引き止めたことなどを「カスタマーハラスメント」と判断。2029年10月31日まで、ブシロード主催・運営協力のカードゲームイベントに入場できなくなります。
公式は参加者の名前を公表していません。この記事でも特定はしません。参加者本人の説明は出ていません。
- 対戦相手が裁定を確かめるためにジャッジを呼んだことを、参加者は「不当な言いがかり」として相手への罰則を求めた。ヘッドジャッジの答えは「罰則には当たらない」
- 参加者はその裁定にも抗議し、大会後は「抗議の定義」の説明を繰り返し求めて、ヘッドジャッジを長時間引き止めた
- 処分は約36か月の入場禁止。ヴァイス以外のブシロードTCGの公認・公式大会も対象で、2025年の山札操作の不正(「2026年度前期」終了まで)より長い
【お知らせ】
ヴァイスシュヴァルツ公式(@wstcg)の投稿(2026年10月27日 20:00)
ヴァイスシュヴァルツ罰則規定適用のお知らせを更新いたしました。
詳細は罰則規定適用履歴掲載ページをご覧ください。
X上の告知は「更新した」と書いてあるだけですが、10月29日2時ごろの時点で約66万回表示、引用は198件ありました。
公式サイトの罰則規定適用履歴(2026/10/27掲載)によると、流れは次のとおりです。
- 対戦中、相手が参加者のプレイの裁定を確かめるためにジャッジを呼んだ。参加者のプレイに問題はないと判断された
- 参加者は相手がジャッジを呼んだことを「不当な言いがかり」として、ヘッドジャッジにチャレンジし、相手への罰則を求めた
- ヘッドジャッジは「裁定の確認のためにジャッジを呼ぶことは正当な行為であり、罰則には当たらない」と裁定。参加者はこれにも抗議した
- 大会終了後、参加者は再びヘッドジャッジに抗議した。「ここまでの行動は抗議にあたる」と言われると、「抗議の定義」の説明を繰り返し求め、長時間ヘッドジャッジを拘束した
公式は、すべてのファイターに裁定をヘッドジャッジに確かめ直す「チャレンジ」の権利があると書いたうえで、今回の行為は「社会通念上許容される範囲を超えており、ジャッジやスタッフに対するカスタマーハラスメントに該当する」と判断しています。
また、この参加者は過去の複数の公式大会でも、スタッフに長時間の対応を求めることを繰り返していたといいます。運営は、意見や抗議は現場のスタッフを引き止めて議論するのではなく、ユーザーサポートに問い合わせるよう以前から案内していたそうです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 適用した規定 | 相手への罰則を求めた行為=罰則規定 第3部第8章第1節「中度の非紳士的行為」/ヘッドジャッジの裁定への抗議=同第2節「重度の非紳士的行為」 |
| 入場禁止 | 約36か月(2029年10月31日まで)、ブシロード主催・運営協力のカードゲームイベント |
| ブシナビ | 同じ期間、ブシナビを使うイベントの参加・申込資格を停止 |
| 対象タイトル | ヴァイスシュヴァルツ以外のブシロード関連TCGの公認・公式大会も含む |
| 追加処分 | 今後違反が確認されれば、期限の延長や無期限の入場禁止もありうる |
ひとつ前に掲載された処分は2025年6月17日のものです。2025年5月4日の「オールドスクールパーティ」で、控え室のカードを不正に山札の上に置いた参加者(本人は不正を認めた)に、大会の失格と「2026年度前期」終了までの入場禁止が出ていました。
「自分に不利な裁定ですらなかった」
告知を引用した投稿の中には、「そもそもこいつ自身は不利になるような判断はされてない」と指摘するものがありました(@aksdtrk)。相手はジャッジに確認しただけで、参加者のプレイは問題なしとされています。それでも抗議を続けた、という点に驚く声が目立ちました。「勘違いしていたけど、これで理解した」と、経緯を読み違えていたと書いた人もいました(@dibriilu)。
要約投稿のスレッドで「処分の重さ」をめぐって応酬
ヴァイス勢の@Kleza_108さんは公式の内容をスレッドで要約し、約11万回表示されました(10月29日2時ごろ)。
【悲報】ヴァイスシュバルツのプレイヤーさん、カスハラを繰り返し出禁3年の刑
Kleza108(@Kleza_108)の投稿(2026年10月28日 15:19)
タイトルカップの参加者Aがおこなった処理の裁定を求め、対戦相手がジャッジを呼ぶも「Aの処理に問題はない」と裁定
↓
スレッドでは、個別の背景があるはずだと反論する返信もありました。Klezaさんは「僕がしているのは『公式が発表した内容の要約』、これのみです」と返しています。過去の不正の処分と比べて重いという指摘には、「長時間の拘束」「複数の大会で繰り返した」点に悪質性があると判断されたのでは、という見方を示しました。ほかの返信には「長時間拘束したり、それを何度も繰り返してたら措置られても仕方ない」とも書いています。反論した側の投稿の本文は、オリパ速報では確認できていません。
「むしろ軽い」という声も
引用では「ガチの化け物は♾️出禁でいいよ」(@mikage25250308)、「3年出場停止なんてめちゃくちゃ処分軽い」(@KUZ_3STT3P)と、もっと重くていいという声もありました。「この出停で大半のヴァイスプレイヤーはホッとしていますよ」という投稿もあります(@WSPamatora0815)。ほかに「ヴァイスシュ"ヴァ"ルツな」と、要約の表記にツッコむ引用もありました(@2000tatsudoshi)。
| 論点 | 確認結果 |
|---|---|
| 大会・違反内容・処分・期限 | 公式サイトの罰則規定適用履歴で確認した |
| 表示回数 | X APIの値で確認した(公式告知 約66万、Klezaさんの要約 約11万。10月29日2時ごろ) |
| 対戦中の具体的なプレイと裁定 | 公式は明かしておらず、確認できなかった |
| 参加者の名前・本人の説明 | 公式は非公表。確認していない |
2026年10月29日確認。かぎかっこ内は公式サイト・投稿からの引用、それ以外はオリパ速報による要約。埋め込みが表示されない場合は投稿のリンクから確認できる。
告知や要約への引用・返信の要旨をなんJ風にまとめたもの。






