日本トレーディングカード協会の「トレーディングカード統一定義規程」が、Xで批判を集めている。カードの縦・横・厚みを定めた部分を紹介する10月8日の投稿は、10月13日朝の確認時点で約189万回表示された。
規程を読むと、寸法は仮基準とされ、適用先は協会自身の認定・鑑定・審査などの活動と書かれている。各カードゲームの大会ルールや、メーカーの商品サイズを一律に変更するという内容は確認できない。
10月8日21時51分、Xユーザーのtto@yp氏が、協会のサイズ定義に疑問を呈する投稿をした。
返信には、協会がサイズを定める権限を問う声がある。デュエル・マスターズのカード画像を挙げ、定義から外れるのではないかと疑問を示す投稿も寄せられた。
一方、池っち店長氏は10月11日、規程は協会が自ら扱う対象を定めたものだと指摘した。そのうえで、対象範囲が伝わりにくく、部分的に拡散されると誤解を招く書き方を批判している。
協会の規程第6条には、物理的なカードに求める寸法として以下の数値が記載されている。
| 項目 | 仮基準 |
|---|---|
| 縦 | 45mm以上、120mm以下 |
| 横 | 30mm以上、90mm以下 |
| 厚み | 0.10mm以上、5.00mm以下 |
同じ条文には、手で持ち運べることや板状の形を持つことも条件として挙げられている。
第2条は、協会が行う認定、鑑定、審査、その他の活動で扱う対象物に適用すると定めている。規程の名称だけで、すべてのメーカーやプレイヤーが従う共通ルールだと受け取るのは適切ではない。
協会の認定対象に入るかという問題と、そのカードをゲームで使えるかという問題は分けて読む必要がある。今回確認した規程には、この寸法を超えるカードの売買や対戦を禁止する記載はない。
協会公式サイトのお知らせでは、規程の公開日は2026年8月25日。規程の附則には7月1日施行とある。10月の投稿をきっかけに、以前から公開されていた規程が注目された形だ。
協会については、発足時の動きとオンラインオリパに関する方針も別記事で取り上げている。
出典は本文中の協会公式サイトと各X投稿。表示回数は2026年10月13日朝の確認値。サムネイルはオリパ速報が作成したイメージイラスト。