デュエル・マスターズのカード《光鎧龍ホーリーグレイス》のイラストを、生成AIで女の子の絵に作り替えた画像がXに投稿され、2026年10月14日から批判が集まっている。 改変後の画像では、イラストレーターのクレジットが投稿者の名前に書き換えられていた。
投稿者は翌朝、「元のイラストを否定する意図は一切ありません」と釈明した。 しかし引用では、改変そのものへの謝罪が無いという指摘が続いている。
ホーリーグレイスのAI改変画像が投稿された経緯
10月14日17時20分、プロフィールに「20年ぶりにデュエマ復帰」と書くアカウント「たにえもん」(@BusterDuelDM)が、2枚の画像を投稿した。 本文は「これめっちゃ安かったんだけど、もしイラストが女の子だったらいくらになってたんだろう?」というものだ。
1枚目は実物のカードの写真。DM26-RP1「逆札篇 第1弾 逆転神VS切札竜」収録の金トレジャー版(SP4/SP5)で、写真のカードには「illus. 岩本ゼロゴ」と記載がある。 2枚目は、同じカードの絵柄を金髪の女性キャラクターに置き換えた画像で、クレジット欄は「illus. たにえもん」になっていた。
カードの価格について、遊々亭の販売ページでは同じ金トレジャー版が980円だった(10月15日13時時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード | 《光鎧龍ホーリーグレイス》金トレジャー(DM26-RP1 SP4/SP5) |
| 元投稿 | 10月14日17時20分(いいね137、引用149。10月15日13時時点) |
| 釈明 | 10月15日7時42分〜(3投稿の連続ポスト) |
批判が集まった3つの論点
返信・引用で問題視されたのは、主に次の3点だった。
1. 公式カードの絵を生成AIに読み込ませたこと
最も多かったのは、イラストレーターが描いた絵をAIに読み込ませたこと自体への批判だ。 「何であっても、絵師の描いたイラストをAIに読み込ませるのは駄目じゃない?」という引用や、カードゲームはクリエイターがいて成り立つ商品だとする声が出ている。 AI読み込みへの疑問・クリエイターへの言及
2. クレジットを自分の名前にしたこと
「illus.」の欄を投稿者名に変えた点にも反発が集まった。 「(クレジットは)消すだけでよかったでしょ」という指摘もある。 クレジットについての引用
3. 「女の子だったらいくら」という問いかけ
元の絵柄より女性キャラの方が価値が高い、と受け取れる問いかけにも違和感が示された。 「確かに女性の方が高くなる傾向にある」としつつ、わざわざ他人の絵を使って言うことではない、という引用もあった。 価格の問いかけへの引用
一方、問いかけそのものに答える返信も一部にあった。 同じ弾の別カードの金トレジャー相場を挙げて、もっと安いかもしれないと予想する返信が付いている。 相場を挙げた返信
投稿者の釈明と、「謝罪が無い」という反応
10月15日7時42分、投稿者は3つの連続投稿で説明した。
- 今回の投稿は「初心者としての素朴な疑問」から。イラストが気に入って買ったカードで、元の絵を否定する意図は無い
- クレジットを変えたのは、元のイラストレーター名を残すと改変後の画像までその人が描いたように見えると考えたため。自分で描いたと偽る意図は無かったが、「illus.」の表記が誤解を招いた
- AIによる改変への批判は理解しているが、「死ね」などの人格攻撃まで受けるとは思わなかった。投稿への批判と人格攻撃は別問題で、XでのDMP(デュエマプレイヤー)との交流に怖さを感じた
この釈明にも、47件の引用が付いた(10月15日13時時点)。 多くは「ごめんなさいが先では」と、改変への謝罪が無い点を指摘するものだった。 「後出しで言い訳せず謝罪した方がいいかと」という引用や、改変の経緯を4項目に分けて問題点を挙げた引用がある。 謝罪を求める引用・4項目で整理した引用
また、上の4項目の引用のように、3投稿目が批判を「DMPの民度」の話にすり替えていると受け取る声もあった。 一方で、返信・引用には投稿者への暴言や、批判と無関係な国籍などへの言及も混ざっている。 投稿者が指摘した人格攻撃が実際に寄せられていたことは、返信欄からも確認できる。
元投稿は10月15日13時時点で削除されていない。 「消した方がいい」という反応も複数あるが、投稿者からの追加の説明は確認できなかった。
ソース
いいね・引用数・価格は2026年10月15日13時時点で確認。返信・引用は公開表示された範囲を出典付きで要約した。